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ドイツでナチュラルライフ(の予定) newmessage.exblog.jp

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2012年2月~ドイツで暮らしています。こんな感じで生きてます、という徒然系備忘録です。


by nm24

味噌仕込み2024年


今年も味噌を仕込んでいます。(とりあえず大豆500グラム分完了)

娘が生まれた年の冬からはじめたので、6回目になります。
2年前にオンラインで味噌仕込み講座(というほど大したものではない)をしてから、去年・今年と、欧州に住む日本人の方々とオンラインでおしゃべりしながら味噌仕込みをしています。

今年は、山形の麹屋さんの麹を日本で買ってきたので、こちらを使って仕込みました。

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毎年、大豆と麹は同量で仕込んでいますが、今回は麹を1.7倍入れる甘目のお味噌も仕込みました。

大豆250グラムの分量で大体こちらのWeck(1000㎖)1つです。
出来上がり近くになると上の方にできるたまり醤油が絶品・・・。少量だけど。

大豆が柔らか過ぎたのか、全体にゆるくなってしまったので、きっちり空気抜きを出来ず。
・・・なので、瓶のままFood Severで脱気する、という暴挙にでました。
Food Saverの記事はこちら。

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スペースの問題から、瓶だと場所をとるため、一部はジップロックを使用して仕込んでいます。
どうやっても空気が残っていた場所がカビでしまい、その部分をとっていたのですが、昨年、ジップロックごとFood Severで脱気をしてみたところ、全くカビず!でもしっかり発酵はしていました。

味噌仕込み2024年_b0249902_18160206.jpeg

冬の間にあと大豆500グラム分は仕込みたいな、と思います。
うちはみそ汁を飲むのも週2~3くらいだし、大豆1キロ分の味噌があれば次の年は十分な感じです。

味噌は発酵食品の中でも難しい温度調整などもないし、基本大豆茹でて潰して、塩×麹と混ぜて容器にいれるだけであとは放置なので、簡単。

お勧めです。



# by new_message24 | 2024-02-08 18:52 | 食べもの&飲みもの | Comments(0)



気付けば年が変わり2024年に。
(年末年始はまた日本に帰省していました)

2~3年に一度、まとまった雪(でも1日とか)が降るマンハイムですが、久しぶりに雪だるまを作れるくらいの量が降りました。

入学前適性検査(Einschulungsuntersuchung)_b0249902_00324206.jpeg


さて、昨年秋に5歳になった娘ですが、小学校入学前の適性検査があったので、どんなことをしたか記しておこうと思います。

娘は今年ではなく、2025年の9月に小学校へ上がるのですが、そのための検査です。
Einschulungsuntersuchung(あいんしゅーろんぐすうんたーずーふん)という何とも長い名前ですね。

入学の24~15か月前に受ける、となっています。
この結果次第で、入学までに強化した方がいい、補助が必要なところがあればやりましょう、というコンセプトのようです。

娘の場合は、普段通っている幼稚園にアセッサー(検査をする人)がやってきて、親の立ち合いの下(必ずしも親が必要という訳ではないそう)30分位かけて1対1で行われます。

全体の流れは以下の通り。

・持参した母子手帳、予防接種記録の内容をアセッサーの人がシステムに転記している間に子どもは絵を描くように指示
(お母さんの絵、という指定で早く終わったので自分、お花も描いてと言われた)
・書いた絵の説明
・記号を見せられて、それを別の紙に写せるかどうか(Fみたいな字や、棒線を挟んで上下に●が書いてある記号、ZやSのような文字など)
・ドイツ語のセンテンスを聞いて、同じようにリピートしていえるか(難しすぎて私には絶対無理)
・何の言語でもない音のつながりを聞いて、それを同じように言えるか
・絵を見て、何がかかれているか(単語)をいう(発音のチェック)
・ランダムな数字を聞いて、それを繰り返していえるか(最大4つの数字まで)
・数字をどこまで数えられるか(20を超えたあたりで止められた)
・数字を見て、どの数字かわかるか(1~10まで)
・●がかかれたカードの中から、言われた数字分●がかかれているカードを見つけられるか(最大で10まで)
・視力検査(機械を使用)
・聴力検査(機械を使用)
・身長&体重
・2つの正方形がかかれたマットの上に立ち、枠を踏まないように両足同時にもう片方の正方形内に移動できるか、時間内に何回できるか

こんな感じです。

その場で指摘等は受けずに、結果は8~10週間後に出るといわれました。
そちらを元にある時期が来たら小学校へ申し込むのですが(彼女の場合はまだまだ先)、何かセラピーなどが必要であればそういった機関を探すことになります。

つつがなく、スムーズに進みました。

息子のときの記憶がほとんど残っていないのですが、1つ覚えているのが、「人を描いて」という課題に対し、人を描いた息子は、お腹の部分にもう一つ頭を描きました。

アセッサーの人に何でこんなところに顔を描くの?と訝しがられていましたが、当時、娘がお腹にいた私。
息子は娘のことも絵に描いていたんですね。

その時お腹の中にいた子も、もうすぐ(いやまだだけど)小学生。

時はどんどん流れていきます。



# by new_message24 | 2024-01-19 00:40 | 子ども | Comments(0)

この夏休みに行ったオーストラリアの旅行記第2弾目です。
(ゴールドコースト編はこちら

シドニーから80キロ。
(もはや郊外とは呼べないけれど、便宜上、シドニー郊外としてます)

我が故郷へ戻ってきました。
開発&建築ラッシュ、そして(表面上は)バブリーなオーストラリアですが、ここら辺はまだまだ牧場があったりしてのどか。
(でもすごく家も人口も増えた、とホストペアレンツはご不満です)

母さんは、大都会の学校からいきなりこんな広大な土地が広がる場所にある学校へ来たんだよ。

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うちの周りもあまり変わっていない。
毎日、学校から帰ったら近所(といっても長距離に及ぶことも)を犬×2匹と散歩するのが私の日課だったなぁ。

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ホストファミリーのパパやママ(以下、パパ・ママ)から
「何がしたい?」
と事前に聞かれていたけど、私はただ里帰り(笑)がしたかったので、これといって強い希望もなく。

でも、結果、盛沢山な毎日になりました!

☆オーストラリア特有の動物が見られる動物園(Featherdale Sydney)
息子が3歳のときはタロンガ動物園に行きましたが、こちらの動物園に来たのは今回初めて。
規模も小さいし、限られた時間内でオーストラリアの動物を押さえておきたい!という人にはうってつけかも。

みんなが恋に落ちるウォンバット。

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基本のコアラ。

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カンガルーに自分のカンガルー(しゃべるぬいぐるみ)を見せる人。

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トカゲちゃん



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柵から出てきたワラビーちゃんたちにエサ(購入する)をあげる老若男女。
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他にもいろいろと初めて見る動物が見られて、よい夏休みの自由研究(ないけど)になりました。
(ちなみに冬でも日中、この格好。ドイツだったらこれでも夏のときがあるのに・・・)
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☆シドニー(サーキュラーキー&ボタニカルガーデン)

オーストラリアに来たからには超有名観光スポットは外せない、とこちらへ。
オペラハウスがあり、ハーバーブリッジが望めるサーキュラーキー。

高校生のとき、ひとりでたまにシドニーまで遊びに行っていました。
私が住んでいた町には鉄道が通っていないので、車で20分ほど、20キロ先にある駅まで送ってもらい、そこから電車で約1時間。
高校生にしてはなかなかの遠出です。

当時、私は高校でフォトグラフィーの授業をとっていたのですが、その課題で私が選んだのが「ストリートパフォーマンス」。
都会っ子だった私は、定期的に都会へ出たい衝動があり、写真を口実にすれば一人で行かせてくれるだろう、とはじめての一人シドニーには学校から借りた一眼レフをもって、一人でシドニーの街中まで行きました。

今回、当時のことを振り返って、パパが、
「あのとき、無事帰ってくるか心配だった」
と明かしてくれましたが、確かに、携帯電話もない時代。
何かあったら連絡もつかないし、パパやママとしては預かっている子だし、よく信頼して送り出してくれたな、と。
ある意味、まだのんびりとしたいい時代だったのかもしれません。
・・・今回もサーキュラーキーの駅前には今でも色々なパフォーマンスの人がいて、当時のことを思い出しました。


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電車からこちらの風景が見えた瞬間、毎回胸を躍らせていたなぁ。

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ボタニカルガーデンでピクニックランチしたり、木に登ったり、休んだり。

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フェリーに乗ったり、満喫コース。

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☆NSW Rail Museum(鉄道博物館)
こちらは、当時鉄男くんだった息子が3歳のときに連れてきて、とてもよかった博物館へ再訪。
(ドイツでも色々な鉄道博物館やイベントへ行ったなぁ。。。遠い目)
鉄道に興味のない大人でもすごく楽しめる場所です。

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昔の列車に乗って実際に走ってみることができます。
時速40キロなり。

 
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こちらの博物館へは、高校時代にとてもお世話になった友人と一緒にいきました。
友人と言っても、自分の親位年の離れている人です。
当時、高校の図書室で働いていた彼女。
物静かであまり社交的ではない彼女とは、はじめから何故かとても馬が合って、友達とうまくいかなかった時期や、オーストラリアの高校での生活に疲れてしまったとき、授業をさぼったときなど、よく図書室の彼女のところへ遊びに行っていました。

学校の売店でピンクドーナツを買ってきてくれて一緒に食べたり、学校の外にある地元のバーガー屋さんでポテトやハンバーガーを買って一緒に食べたり(食べることばっか)ふたりでいるととても落ち着きました。

当時はソウルメイトという言葉も概念も知らなかったけれど、後になって思うと、彼女とは深い縁があったんだろうなぁ、と思います。

オーストラリアへ「帰国」するたびに必ず会うのですが、彼女がまだ高校で働いていた時代には、毎回サプライズである日突然学校へ会いに行っていました。

行く度に、

「そろそろ来ると思っていた」

というのです。気配を感じた、と。

筆まめでは全くない人で、彼女から便りをもらったのは、約30年のうち数回ですが、それでも会うとずっと一緒だったみたいな感覚の、とても不思議な友達です。


 
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前回来た時、この中で楽しそうに遊んでいた息子も、すっかり大きくなりました。

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☆ブルーマウンテン
以前は、観光バスが何台も乗り付けて観光客(日本人や、のち中国人)でごった返していたこのスポット。
まだ観光客が戻ってきていないのか、はたまた旅のスタイルが変わったのか、以前ほどの混雑がなかったスリーシスターズの展望ポイント。

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留学時代も含め、もう何度もきているけど、雄大な自然の姿に毎回息をのみます。
(ホストシスターはこの下の森で1週間のトレッキングをしたワイルド派です)

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3歳のころの息子は全然歩かなかったけど、今回は一人でさっさと散策へでかけていました。
こちら、一休み。

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その昔、金の採掘の際に使われていたレールウエイですが、採掘が終わったあともレールウエイは観光用に残り、何台もモデルチェンジ?を繰り返し、また新しい姿になっていました。

レールウエイの他にも、ケーブルカーとスカイウォークという3種類の乗り物になっていて、私たちが行ったときはコンビチケット(すごい高かった)で乗り放題だったので、時間の許す限り乗ってきました。

アトラクション要素満載で、椅子の傾斜を変えられるというスリリングさを求める人にはうってつけ?

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さー、降りるよー!

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こちら、よく見えないけど世界一急なレールウエイです。
息子は・・・1回でお腹いっぱいだったそう。
娘はこの後、スリルを求め何度も乗ったけれど・・・
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こちらはケーブルカー。

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スカイウォーク。
正直違いが分からない。(高低差があるか、ないかの違いみたい?)

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ブルーマウンテンからの帰り道、道端で野生のカンガルーが見れました。

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ついでにその日はスーパームーン&レッドムーンの日で、うちの近くの丘にも立ち寄り、登ってくる満月をみんなで見ました。

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☆Bundeena(バンディーナ)国立公園

シドニー南部に位置する国立公園地域で、アクセス方法がとても限られている秘境的?な場所です。
とてもシドニーとは思えない緩やかな時間が流れていました。

こちらに、ホストブラザーの別宅(本当の家はシドニー市内)があり、そちらにお邪魔しました。

自宅のベランダから見える景色がやばい。

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これで別宅か・・・!とため息がでる住環境。

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近くのビーチまで散歩しました。

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普段、海から遠く離れたドイツの南部で暮らす身としては、生活の一部に海があるってとても憧れます。

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☆自宅
他にも友達にあったり、近隣の町へ行ったりしましたが、やはり一番うれしかったのは、ホストファミリー宅で時間を過ごせたこと。

小3から英語の授業があるドイツですが、そんな大したことはやっておらず。
息子はオーストラリアへ来る前から毎日学習アプリで英語を独学していて(これは今でも毎日続けている)、継続は力なりで小4レベル(当時)にしてはちゃんとコミュニケーションとれていました。今回の経験があったからか、ギムナジウムでの英語も楽しそうに取り組んでいます。

娘は元々社交的な性格のこともあり、英語は全く話さないけれど、すぐに周りの人と打ち解け、オーストラリアの子どもたちとも遊ぼうよ!と自ら突撃し(ドイツ語で話しかけていた)普通にコミュニケーションしていました。
またYes・No・Thank youだけで全ての会話を成り立たせていて、もう語学力とか関係なく、思いは全然伝わるということを実証してくれました。

ママとクッキー作ったり、

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ピクニック用のサンドイッチ作ったり。

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ママがクラリネットの練習しているのを横で聞く娘。

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庭の木に登る。
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ピアノ弾きながら歌う二人。

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息子も手作りピザを作ってパパママに食べてもらいました。

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まだ冬だからよせ、というのにうちのプールに入ってしまった人。
でもまだ相当寒くてすぐに退去。

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今回は10日間の滞在でしたが、やはりあっという間でした。
会いたい人たち、帰りたかった場所へ行くことができて、そして自分の子どもにも違う国で新しい体験をさせる機会に恵まれて、本当にいってよかったです。

子どもたちもまた行きたい!と言っているし、私もまたすぐにでも行きたいけれど、今となってはとても遠い国になってしまいました。

また数年後、訪れることができたらいいなぁ、と夢を見ながら、オーストラリア備忘録を終わりにしたいと思います。

ちゃんちゃん!


# by new_message24 | 2023-10-29 07:30 | 旅行 | Comments(0)

この夏休み(6週間)、日本経由でオーストラリアへ行ってきました。
オーストラリアは、私が16歳のときにAFS交換留学生として1年を過ごした場所で、その当時のホストファミリーや友達とは30年近く(恐)経った今でも、仲良くさせてもらっています。
私の原点となる場所、あの1年がなかったら今の自分は存在しない、そのくらい私の人生にとって大切な経験でした。

前回訪れたのは7年前。(→前回のブログを発掘した!)
息子が3歳になってちょっとの頃で、旦那がElternzeit(育児休暇)を1か月とったので、それを利用して行ったのが最後。
日本に住んでいたころは、なんだかんだ、2年に1度は行っていたのでガクンとペースが落ち、途中でコロナ騒動もあって、ただでさえ遠い国なのに、更に遠い国となってしまったオーストラリア。

今年(2023年)に入ってから、そろそろ行けるでしょ、という思いと、当時の先生や友達のご両親などの訃報を耳にするたびに、私のホストペアレンツ(共に70代後半)が元気なうちに会いに行きたいと思うようになり。
でもですね、ドイツから行こうとすると物凄く遠い&高いのですよ。。
必ず経由になるし、時差もあるからコンディションが整うまでにも時間が掛かるし。
今回は自分ひとりで子ども2人を連れていく予定だったので、なるべく負担を少なくしたいという思いも。
・・・なんといっても、「高い」が一番のネックだったのですが。

で、前回もそうしたように、「日本経由」にしたらどうかと。
経由といっても、まずは日本にがっつり3週間滞在した後で、オーストラリアへ飛び、その後また日本へ戻ってからドイツへ帰るという行程。
それで調べていると、何故か、ドイツ←→オーストラリアの単純往復よりも安くなるし、私は逃しましたが、一時期はドイツ←→日本単純往復よりもオーストラリアを入れた方が安くなるという奇妙な現象も起きていて、航空券価格設定の謎は深まるばかり・・・。

そんなこんなで、親子3人、オーストラリアへ行ってきました!!

航空券はJALで手配。
フランクフルト→成田 w/JAL
(3週間滞在)
成田→ゴールドコースト  w/ジェットスター
(5日間滞在)
ゴールドコースト→シドニー w/カンタス
(10日間滞在)
シドニー→羽田 w/JAL
(4日間滞在)
成田→フランクフルト w/JAL
(帰国!)
・・・いやぁ、移動多かった。
子どもたちよ、よくこの無謀な計画(?)を立てた私に付き合ってくれた!

成田の第3ターミナル(LCC専用)を初めて使いましたが、フードコートがあってよかったです。
ゴールドコーストまではLCCのジェットスターの夜便だったので、機内で食べなくていいように(有料)空港に早めに行ってフードコートで食べました。
食べたいものが違う3人。
息子は餃子&ライス(をお代わりして2回食べた)、娘は釜揚げうどん&天ぷら、私は長崎ちゃんぽんでした。

10年以上振りのジェットスター。
昔はエンターテイメントついてなかったですよね??そのディバイスすら有料だった。
タブレットに色々ダウンロードして挑んだけど、結局パーソナルエンターテイメントが付いていて、なんなら日本語の映画もあった。

ジェットスターカラーのオレンジな機内。

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食べ物も飲み物も色々持ち込んだんですが、JALで予約した人はフルパッケージになるみたいで。
預ける荷物がJAL規定(23キロ×2つ×人数分)なのは事前にチェック済みだったのですが、乗ってしばらくしたら、飲み物出てくるし、食べ物も配られるし(「私、頼んでないですけど」と言ったら、「あなたにはついてます」と言われた)、ブランケットも3人分貰い(持ち帰れる)、アメニティキットまで貰いました。

ゴールドコーストまでは7時間。
今、ドイツ・日本間は15時間かかるので、その半分!
早く寝ないとあっという間に着くではないか!!と映画を見たり、ゲームをしたりしている子どもたちを強制的に寝かせました。
(が、本当にあっという間に着いた)


ゴールドコーストのクーランガッタ空港からは止まっていたタクシーを使ってサーファーズパラダイスまで。
(今回、ゴールドコーストは野暮用で立ち寄りました)

すんごいお喋りなタクシーのおじちゃんで、色々教えて貰いました。
オーストラリアはバブリーなのは知っていたけれど、実際足を踏み入れると、本当にバブリーで。
ゴールドコーストに大昔来たときは、頑張ってる田舎町、みたいな感じだったのに、今や高層・高級コンドミニアムがバンバン立っていて。
(現行でゴールドコースト内に50棟新しい高層ビルを建てているそうです)
都市部でリタイアした人たちが、こぞって移住してきているんだそう。

何も知らずにとった宿は一応ホテルだけど、コンドミニアムの一室で、普通に住んでいる人もいる建物。
(すんごい賃料高いと思う・・・)
Q1という現在、ゴールドコーストで一番高い(高さが)建物だそうです。

早朝着で、無事、部屋にもすぐ入れたので、腹ごなしにタクシーおじさんに勧められたQ1の最上階にあるスカイポイントという展望台での朝食ビュッフェへ。

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まだ、世界に比べたらまだまだですな。
ちなみに、今、このQ1を超える高さのビルをゴールドコーストで建設中ですと。
・・・なんかバベルの塔的で、私としてはちょっと。。

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なんだかね、オーストラリアの良さが失われつつあるなぁ、と思わずにはいられない光景でしたよ。。

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朝食。
Byron Coffeeが美味しかった!
(Byron Bayも私の大好きな場所ですが、今回は行かなかった)

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日本の高層ビルに慣れてる人だったら、なんてことない高さですけど、この下の一等地に並ぶ家は一体いくらくらいなんだろう・・・なんて考えながら下を見ていると、クラっとしました 笑

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今回、ゴールドコーストで誕生日を迎えた息子。
10歳になりました。

誕生日当日は、クジラを見るツアーへ。


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このツアー、クジラに遭遇できなかったら返金しますっていう強気のツアーでした。
実際、この季節は、南極から繁殖のためにクジラが北上していき、ここはその通り道にあたるそうなので、ほぼ100%クジラを見られるのだとか。

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見られるといいねぇ。

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で、撮ったのが動画ばかりでここに載せられないのですが、すんごい見られました!
早々に若いオスのクジラ2頭がボートに興味を持ってやってきて、1時間ほど、ボートの周りで遊んでいて(1回はジャンプまで見せてくれた)、もうお腹いっぱいになるくらい、クジラを見られました。

・・・誕生日イベントだったので、ほっ。

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クルーズが終わる時間がランチが終わっている時間帯だったのですが、かろうじてやっている回転ずしでお昼ご飯。
(回転ずしでも超高いです)

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誕生日ディナーは本人希望でラーメン。

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オーストラリア、本当に物価が高くて・・・。
外食が顕著に高いです。
でも、食事のバリエーションも多いし、絶対にドイツよりオーストラリアの方が食事が美味しいです(内緒)

こちら、タクシーおじちゃんに進められたイタリアン。
ホテルの目の前だったので行ってみました。

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早い時間帯にいったのに、店内満員。
そのうち待ち始める人たちも。
・・・美味しいは美味しかったけど、ドイツにあるちゃんとしたイタリアンの方が美味しかったかな。(地理的にも近いしね!?)

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あとは、郊外のショッピングモールへ行ったり、海沿いの充実した公園に行ったりして過ごしました。

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オーストラリアは冬の時期でしたが、ゴールドコーストは心地よい天気で。
公園の水遊び場では、娘は水着になって遊んでました。

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これが食べたかった。
Fish & Chips。
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オーストラリア、言葉が通じてよかったですねぇ。。
普段、どれだけ言いたいこと言えずに(性格が、とかではなく、ドイツ語能力的に)ドイツで生活しているか分かりました。
出会いがしらの人との雑談も楽しかった。
個人的見解ですが、オーストラリアの人ってオープンで一見、フレンドリーで会ってすぐでも楽しく会話できるんですけど、その懐に入っていくには時間が掛かるというか、なかなか奥底の大切な部分には触れられないような。
そこは一見不愛想で(一見では済まないか)冷たそうなドイツ人の方が、中に入っていくのが簡単な気がします。(あくまでも個人的見解)

だからですね、今回、あー、言葉も通じるし、みんなフレンドリーだし、オーストラリアで暮らしたいなぁ、とか思っても、実際住むと現実は違うんだろうなーと思います。(経験談)
昔は憧れましたけどね、オーストラリアでの生活。
私も年をとって保守的になったのか(え!?)、今では、今いる場所が一番、と思っています。


話が逸れました。
・・・4泊5日で時間を過ごした後、私の故郷へ向け、シドニーまでレッツゴー!

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後半に続く。

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# by new_message24 | 2023-10-13 18:32 | 旅行 | Comments(2)

夏休みだったことが過去生の記憶くらい昔のことに感じる今日この頃ですが、毎度ご無沙汰しております。

この夏休みは日本で10歳の誕生日を迎えた息子と、来月5歳になる娘と3人で(旦那ドイツ残留)、日本&オーストラリアへ合計6週間(学校の夏休みをフル活用)行ってきました。

特にオーストラリアは7年ぶりで、色々書き残しておきたいこともあるのですが、まだ写真の整理・取り込みができていないので、とりあえずは恒例の(?)日本から買ってきたものシリーズをお届けしてお茶を濁したいと思います。

いつも利用しているビオフロレスタ(オーガニック製品のオンラインショップ)での購入品。
今回は殆ど東京の実家にいなかったため、配達のタイミングなどを緻密に(でもない)計算した上で、来日前に既に注文。
こちらで買える製品をメインに、珍しいものや定番品、ジャンクなものなどは普通のスーパーで調達します。

前回買って帰ってよかった「こめ油」。
今回もドカンと1本ですが買ってきました。(小さいのも1本)
液漏れしないか心配なんですけどね、、大丈夫でした。

あとは味の母はいつも720mlを買ってきます。
・・・まだうちに2本在庫があったけど。

米麹もまだストックがたくさんあるけれど、米麹自体を作る暇がなかなかないので、追加購入。
(帰ってきてから、甘酒・ニンニク麹・ショウガ麹・塩麹を作り、そろそろなくなる玉ねぎ麹も近日中に仕込み予定)

以前も書いた記憶がありますが、ビオフロレスタさんの送付用段ボール箱はしっかり厚みのあるもので、梱包もきちんとしてあるため、いつも大体そのまま持って帰ってきます。

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お菓子編。
多くは、子どもたちの補習校用のおやつか、私が一人こっそり食べるお菓子です。
寒天ゼリーを各種買ってきました。
誕生日会で出したら、子どもたちに人気だったので、やっぱりゼリーは人気。
(日本で友達にいただいたものも一部写真に入っています。皆さん、有難う!!!)

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乾燥物とか。
もずくスープは娘用。
黒豆とごぼう漬けは心強い副菜。(兄妹共に好き)
乾燥きんぴらは、きんぴらごぼう好き一家のために必須。
(アジアショップで納得する産地のごぼうにまだ巡り合わないため)
あとは少し麺類。最近あまりうちでは食べないのですが。

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貴重な餅。
最近、長野県産のお米から作っているお餅が一番おいしい、という結論に至っております。
なので長野縛りの餅のみ購入。
こちら、すぐに使う分は冷凍庫に、残りは脱気して保存しています。
(→こちらの脱気マシーンを使います。)

寿司用海苔も色々。
こちらも脱気して保管。
何かとあると、巻き寿司を作るので、海苔の消費が早い。

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木曽の中華セイロ、菜切り包丁・ペティナイフ(共に實光刃物)、晒しロールなど、他にも色々持って帰ってきたのですが、またの機会に。

こうやって見ると、なんか変わり映えしないラインナップです。
昔は米なんかも担いで帰って来たのですが、やはり水がアレなんで、せっかく日本のお米でもよさが100%は発揮できない、との結論に至り、買ってくるのは辞めました。

まずは、日本からの購入品レポをお届けしました!


# by new_message24 | 2023-10-12 18:32 | 日本一時帰国 | Comments(4)