出産した病院に3泊入院した後、退院し、その5日後に・・・実はまた今度は別の大学病院に入院していました(大汗)
ハイ、入院したのは我が家の生まれたての坊です・・・。
その日、2時間前にはヘバメさん(助産婦さんが産後、最大16回、自宅を訪問して母子の体調チェックや授乳や沐浴指導等をしてくれます←すべて保険でカバー)がうちに来て坊のチェックをしてくれており、そのときは何ともなかったのに、お昼過ぎ、ちょうど授乳しようとした際に、急にぐったりと意識不明のような状態になってしまい、生後8日にして救急車で病院へ運ばれました。。。
救急車なんて大げさかも・・・と私は思っていたのですが、旦那のこの判断は正しかった。
電話して本当にすぐに来てくれ、大柄の男性が5~6人、バタバタと家に入ってきたかと思うと、そのまま坊を連れて出て行きました。(来てくれたお医者さんは大人専門で、子ども、しかも新生児のことは正直分からん!とのことだったので)
言葉の問題があるので、一緒に救急車に乗って病院へ行くのは旦那に。
小さな我が子が、救急車に乗って運ばれていく姿・・・生後8日しか経っていないのに、このままもう、会えないようなことがあったらどうしよう・・・と涙が止まりませんでした。
旦那から連絡がくるまでの間、そんなに長くはなかったと思うのですが、やっぱり待ちの身ってつらいですね。。
第一報で、意識は戻ったこと、そして命には別状なさそうだということ、今から精密検査に入り、今夜は入院することになること、が伝えられました。
入院には付き添いが必要になり、この場合、必然的に乳供給が出来る母親になるため、私も1泊分の荷物を持って病院へ向かいました。
・・・この時、私は産後8日。
近所以外には出かけていなかったし、ほとんど家にいたのに、いきなりバスやトラムを乗り継いでの遠出(?)。縫合したところがまだ痛んだので、牛歩の如くしか歩けず・・・。
しかも搬送先の病院、旦那もテンパっていたらしく、別の病院を教えられ、そちらにはじめ行ったら、そんな患者は入ってきていないと言われ・・・。
本当の搬送先だった大学病院はえっらく広く、しかもどこに入院しているのか場所を教えてもらっていなかったので、どこに行っていいかも分からず・・・。
トラムから一緒に降りた病院へ向かっていると思われる歩行器を使って歩くご老人に・・・追い抜かされる位の(汗)スピードで、ノロノロと、病院の敷地を目指しました。。。
私がついたときは、もう一通りの検査が終わった後。
幸いにも小児科の一番上のお医者さんがたまたまいたので、その人に診てもらったそうですが、超音波や血液、尿検査の結果、今のところどこにも異常が見つからない、とのことでした。
感染症の疑いもあったため、新生児&乳児病棟ではなく、小児病棟(しかも小児救急病棟・・・)に入っていました。
点滴をはじめ、心電図をとったりするためにいくつものチューブやケーブルにつながれた坊・・・。
なんと痛々しい。。。
私は1泊して退院できるものと思って病院へきたのに、経過観察をするため最低3泊入院になる、と告げられ、相当参りました。。
私自身もまだ、体的にも気持ち的にも落ち着かない時期だったので。
こんな状態で、ちゃんと私が役に立てるのかどうか・・・と。
しかも何かあった際、自分のドイツ語で何とかなるのか、、、と思ったり。。
まぁでも、やるっきゃないので、一緒に入院しましたが、やっぱり結構キツカッタです。
体中に管が付けられた状態で、授乳&おむつ替えしないといけなかったので、とても苦労したのと、授乳もまだうまく出来ない時期で、しかも家では寝た状態でやっていたため、いきなり座り姿勢でやれ、と言われても無理です、、、みたいな感じだったり、何より精神的ショックのため、出始めていた母乳がストップしてしまって、相当焦ったり・・・。
最初の夜は、かなり多くの点滴をしていたので、こちらから起こさないと坊は起きず。
でも2日目には点滴の量を減らし、3日目には点滴が外れたので、またいつものように3時間置きに目を覚ます坊に戻り、夜中に泣き叫び、新米母、必死で対応、みたいな。。
かなり鍛えらえた3日間でした(汗)
旦那は私を必死でなだめ、母は再度、今度はこちらの病院へお弁当デリバリーをしてくれました。
交替で一人の時間を持てたりしたので、何とか息抜きも出来ましたが。
ところでこの病院、スタッフの皆さんがとってもよかったです。
看護師さんたち、皆、超親切でした。
しかも、ただお世話をするのではなく、しっかり私たちの教育もしてくれて、出産した病院では教えてもらわなかったようなことをたくさん教えてもらえました。
ホント、いろいろ、目から鱗ティップスみたいなのを教えてくれ、退院後の育児生活がぐんと楽になりました。
・・・そう考えると、不幸中の幸い、のような出来事でした。
授乳に悪戦苦闘する私を見て、産科にいる授乳コンサルタントの人に見てもらうようにアポを取ってくれたり、搾乳機に使う部品を日々新しくしてくれたり、夜中にミルクを持ってきてくれたり、本当に色々と助けてくれました。
4シフト制で動いているみたいなんですが、どんなに些細な?情報でも、看護師さん同士の間でちゃんと共有されており、この人たち、プロやなーー!と感心しました。
で、坊の状況、一体何だったのよ???という話ですが、脳から内臓、すべて調べて貰った結果・・・、
「原因特定できず」
・・・とのことでした。
当初、考えられていた感染症ではなさそう、しかし、黄疸の数値が許容内とはいえ、若干高かったので、黄疸に関する何かだったの、、、かも、的な結論でした。
・・・何もなくてよかった、本当によかったんですが、、、本当に心臓に悪い出来事でした。。
それまでも必死に坊と向き合ってきたつもりだったのですが、改めて、小さい子は何がいつ起こるか分からない、そのためにいつでも細心の注意を払ってあげないと、ということを学びました。
看護師さんからも、
「小さい子はちょっとした判断ミスが命取りになるから、何か異常があったら、実際はなんでもなかったとしても(←われわれのケース)すぐに病院へ行った方がいい。逆だと取り返しがつかないことになるから」
と言われました。
・・・本当にそうだなぁと思います。
あのとき、旦那がすぐに救急車を呼んでいなかったら、もしかしたら大変なことになっていたのかもしれない、と思うと、本当に本当にゾッとします。。
そんなこんなで、生後8日にして救急車に乗り、すでに2回も入院してしまった息子。
そこまでひどくないにしろ、泣き叫んだり夜全然寝なかったりすることもありますが、そんな瞬間ですら、
「元気でいてくれるのが一番だ」
と思いながら日々、共に過ごしています。
あぁ、本当に何でもなくてよかったです。
新米両親に与えらえた最初の試練・・・でした(汗)
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ハイ、入院したのは我が家の生まれたての坊です・・・。
その日、2時間前にはヘバメさん(助産婦さんが産後、最大16回、自宅を訪問して母子の体調チェックや授乳や沐浴指導等をしてくれます←すべて保険でカバー)がうちに来て坊のチェックをしてくれており、そのときは何ともなかったのに、お昼過ぎ、ちょうど授乳しようとした際に、急にぐったりと意識不明のような状態になってしまい、生後8日にして救急車で病院へ運ばれました。。。
救急車なんて大げさかも・・・と私は思っていたのですが、旦那のこの判断は正しかった。
電話して本当にすぐに来てくれ、大柄の男性が5~6人、バタバタと家に入ってきたかと思うと、そのまま坊を連れて出て行きました。(来てくれたお医者さんは大人専門で、子ども、しかも新生児のことは正直分からん!とのことだったので)
言葉の問題があるので、一緒に救急車に乗って病院へ行くのは旦那に。
小さな我が子が、救急車に乗って運ばれていく姿・・・生後8日しか経っていないのに、このままもう、会えないようなことがあったらどうしよう・・・と涙が止まりませんでした。
旦那から連絡がくるまでの間、そんなに長くはなかったと思うのですが、やっぱり待ちの身ってつらいですね。。
第一報で、意識は戻ったこと、そして命には別状なさそうだということ、今から精密検査に入り、今夜は入院することになること、が伝えられました。
入院には付き添いが必要になり、この場合、必然的に乳供給が出来る母親になるため、私も1泊分の荷物を持って病院へ向かいました。
・・・この時、私は産後8日。
近所以外には出かけていなかったし、ほとんど家にいたのに、いきなりバスやトラムを乗り継いでの遠出(?)。縫合したところがまだ痛んだので、牛歩の如くしか歩けず・・・。
しかも搬送先の病院、旦那もテンパっていたらしく、別の病院を教えられ、そちらにはじめ行ったら、そんな患者は入ってきていないと言われ・・・。
本当の搬送先だった大学病院はえっらく広く、しかもどこに入院しているのか場所を教えてもらっていなかったので、どこに行っていいかも分からず・・・。
トラムから一緒に降りた病院へ向かっていると思われる歩行器を使って歩くご老人に・・・追い抜かされる位の(汗)スピードで、ノロノロと、病院の敷地を目指しました。。。
私がついたときは、もう一通りの検査が終わった後。
幸いにも小児科の一番上のお医者さんがたまたまいたので、その人に診てもらったそうですが、超音波や血液、尿検査の結果、今のところどこにも異常が見つからない、とのことでした。
感染症の疑いもあったため、新生児&乳児病棟ではなく、小児病棟(しかも小児救急病棟・・・)に入っていました。
点滴をはじめ、心電図をとったりするためにいくつものチューブやケーブルにつながれた坊・・・。
なんと痛々しい。。。
私は1泊して退院できるものと思って病院へきたのに、経過観察をするため最低3泊入院になる、と告げられ、相当参りました。。
私自身もまだ、体的にも気持ち的にも落ち着かない時期だったので。
こんな状態で、ちゃんと私が役に立てるのかどうか・・・と。
しかも何かあった際、自分のドイツ語で何とかなるのか、、、と思ったり。。
まぁでも、やるっきゃないので、一緒に入院しましたが、やっぱり結構キツカッタです。
体中に管が付けられた状態で、授乳&おむつ替えしないといけなかったので、とても苦労したのと、授乳もまだうまく出来ない時期で、しかも家では寝た状態でやっていたため、いきなり座り姿勢でやれ、と言われても無理です、、、みたいな感じだったり、何より精神的ショックのため、出始めていた母乳がストップしてしまって、相当焦ったり・・・。
最初の夜は、かなり多くの点滴をしていたので、こちらから起こさないと坊は起きず。
でも2日目には点滴の量を減らし、3日目には点滴が外れたので、またいつものように3時間置きに目を覚ます坊に戻り、夜中に泣き叫び、新米母、必死で対応、みたいな。。
かなり鍛えらえた3日間でした(汗)
旦那は私を必死でなだめ、母は再度、今度はこちらの病院へお弁当デリバリーをしてくれました。
交替で一人の時間を持てたりしたので、何とか息抜きも出来ましたが。
ところでこの病院、スタッフの皆さんがとってもよかったです。
看護師さんたち、皆、超親切でした。
しかも、ただお世話をするのではなく、しっかり私たちの教育もしてくれて、出産した病院では教えてもらわなかったようなことをたくさん教えてもらえました。
ホント、いろいろ、目から鱗ティップスみたいなのを教えてくれ、退院後の育児生活がぐんと楽になりました。
・・・そう考えると、不幸中の幸い、のような出来事でした。
授乳に悪戦苦闘する私を見て、産科にいる授乳コンサルタントの人に見てもらうようにアポを取ってくれたり、搾乳機に使う部品を日々新しくしてくれたり、夜中にミルクを持ってきてくれたり、本当に色々と助けてくれました。
4シフト制で動いているみたいなんですが、どんなに些細な?情報でも、看護師さん同士の間でちゃんと共有されており、この人たち、プロやなーー!と感心しました。
で、坊の状況、一体何だったのよ???という話ですが、脳から内臓、すべて調べて貰った結果・・・、
「原因特定できず」
・・・とのことでした。
当初、考えられていた感染症ではなさそう、しかし、黄疸の数値が許容内とはいえ、若干高かったので、黄疸に関する何かだったの、、、かも、的な結論でした。
・・・何もなくてよかった、本当によかったんですが、、、本当に心臓に悪い出来事でした。。
それまでも必死に坊と向き合ってきたつもりだったのですが、改めて、小さい子は何がいつ起こるか分からない、そのためにいつでも細心の注意を払ってあげないと、ということを学びました。
看護師さんからも、
「小さい子はちょっとした判断ミスが命取りになるから、何か異常があったら、実際はなんでもなかったとしても(←われわれのケース)すぐに病院へ行った方がいい。逆だと取り返しがつかないことになるから」
と言われました。
・・・本当にそうだなぁと思います。
あのとき、旦那がすぐに救急車を呼んでいなかったら、もしかしたら大変なことになっていたのかもしれない、と思うと、本当に本当にゾッとします。。
そんなこんなで、生後8日にして救急車に乗り、すでに2回も入院してしまった息子。
そこまでひどくないにしろ、泣き叫んだり夜全然寝なかったりすることもありますが、そんな瞬間ですら、
「元気でいてくれるのが一番だ」
と思いながら日々、共に過ごしています。
あぁ、本当に何でもなくてよかったです。
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エバ
at 2013-09-15 00:50
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こんにちは。
赤ちゃんが、緊急入院するなんて予定外でしょ、本当に辛い経験ですね。
そして今は、体調も快復して良かった、私まで心配しました。
やっぱり健康第一ですね。お大事に。
赤ちゃんが、緊急入院するなんて予定外でしょ、本当に辛い経験ですね。
そして今は、体調も快復して良かった、私まで心配しました。
やっぱり健康第一ですね。お大事に。
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伊藤
at 2013-09-15 04:37
x
大変な事態が起こっていたのですね・・・。
でも、息子さん無事でよかった!!よかった!!
そして、産後のIさんの大変な様子が目に浮かびました。
ゆっくりできないけれど、お母さんがいる間や旦那さんの協力の元、息抜きしてくださいね。
でも、息子さん無事でよかった!!よかった!!
そして、産後のIさんの大変な様子が目に浮かびました。
ゆっくりできないけれど、お母さんがいる間や旦那さんの協力の元、息抜きしてくださいね。
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nanohana55 at 2013-09-15 05:02
何もなく無事退院できて本当によかったですね。
このようなことがあったとは。今だからこうしてブログに載せることができるのだと思います。
健康でいてくれることのありがたさ、また自分も守るべき存在のために健康でいなければと、出産してよくわかりました。
比べたら失礼になりますが、私は自分のことと付き添いでドイツで計5回入院(うち2回は出産)していますが、その度に鍛えられています。
このようなことがあったとは。今だからこうしてブログに載せることができるのだと思います。
健康でいてくれることのありがたさ、また自分も守るべき存在のために健康でいなければと、出産してよくわかりました。
比べたら失礼になりますが、私は自分のことと付き添いでドイツで計5回入院(うち2回は出産)していますが、その度に鍛えられています。
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new_message24 at 2013-09-15 12:55
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new_message24 at 2013-09-15 13:07
>伊藤さま
お陰様で今は落ち着き、元気にしています。収穫としては、伊藤さん宅近くのあの大学病院は頼りになるということです^^;
お陰様で今は落ち着き、元気にしています。収穫としては、伊藤さん宅近くのあの大学病院は頼りになるということです^^;
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new_message24 at 2013-09-15 13:10
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ikebow
at 2013-09-17 17:09
x
new message様、
つい、自分の身に置き換えながら読んでしまいました。
生後間もない娘が救急車で運ばれていったら・・
私も絶対に平常心ではいられないと思うし、おかしくなっていたのではないかと思います。(しかも意識不明って・・)
new messageさんご自身の産後の体力・体のコンディションも回復しないうちに本当に大変でおつらい目に遭われましたね。お疲れ様でした。
原因が特定できなかったのも不安ですが、まずはかわいい坊が戻ってきて新しい生活をスタートされたこと、本当に嬉しく思います。
あまり無理なさらず、旦那様、お母様に甘えて、ゆっくり体を整えて行ってください。ミュンヘンから応援してます~!
つい、自分の身に置き換えながら読んでしまいました。
生後間もない娘が救急車で運ばれていったら・・
私も絶対に平常心ではいられないと思うし、おかしくなっていたのではないかと思います。(しかも意識不明って・・)
new messageさんご自身の産後の体力・体のコンディションも回復しないうちに本当に大変でおつらい目に遭われましたね。お疲れ様でした。
原因が特定できなかったのも不安ですが、まずはかわいい坊が戻ってきて新しい生活をスタートされたこと、本当に嬉しく思います。
あまり無理なさらず、旦那様、お母様に甘えて、ゆっくり体を整えて行ってください。ミュンヘンから応援してます~!
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new_message24 at 2013-09-18 07:04