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2012年2月~ドイツで暮らしています。こんな感じで生きてます、という徒然系備忘録です。


by nm24
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入院②誘発分娩・準備 (後期流産)


※※※ 妊娠・流産についての記事が続きます ※※※

※※※ 苦手な方、読みたくない方は読み進めないで下さい ※※※






朝一で駆けつけてくれたSちゃんとT君に坊をお願いし、私と旦那は病院へ。


入院の手続きを済ませ、入院部屋に案内されてから、診察室へ。



こちらでOberarzt/ärztinと言われる、指導医と、普通の婦人科の先生(若い)と2人による診察。
(若い先生を経験のある指導医が教えながら、的な)


最後にもう一度エコーをして、なるべく正確な大きさを割り出し、それに基づいて処置方針を決めていた模様。



先生によると、


・赤ちゃんがもうある程度の大きさがあるので、誘発分娩にする
→掻爬(そうは)手術(赤ちゃんを掻き出す方法)では、身体がバラバラになってしまうので、赤ちゃんに対してフェアじゃない

・誘発分娩にはCytotecという薬を使用する
→そもそも胃潰瘍の薬だが、副作用として子宮伸縮があり、今回はこの副作用を利用して誘発を行う
(日本ではこういった誘発分娩・中絶目的のこの薬の使用は禁止されているよう)

・初日は1錠ずつ服用して、もし生まれてこないようなら、次の日から2錠にする

・胎盤がまだ小さく、自然には出てこないので、出産が終わった後、すぐに子宮内容除去術の手術を受ける


とのこと。



子宮内死亡をしてしまった胎児を、そのままの形で出してあげることが、その子に対する礼儀、という考え方が目から鱗でした。

そういう理由であれば、自分もどんなに処置が痛くても頑張ろう、と。



先生が繰り返し主張したのは、

「なるべく痛みを味わわない方向でやりましょう。可能な限り痛み止めも出すから。」

と。


「貴方はもう十分、他の痛みを味わっているから」

という、

ものすごく人道的?な方針だと思いました。





日本では、このような誘発分娩の際、ラミナリアという海藻で出来たものを直接入れて子宮口を広げるそうなんですが、

これが激痛!と読んでいて、恐怖・・・だったのですが、


ドイツでは、薬1錠、それだけでした。




手術内容についても、説明があり、口頭で説明したことをその場で文章に起こし、それに「同意」という形でサインしました。




最後に、出てきた赤ちゃんをどうするか、という話。


ドイツでは法律で500グラム以下で生まれてきた子は埋葬の義務がないそうです。
(日本では12週以降で生まれてきた子は火葬義務あり)


選択肢としては、

・そのまま病院に処理(という言葉が正しいかはわかりませんが)を任せる

・自分たちでこういったケースでも対応してくれる埋葬業者を探す

・マンハイムの墓地にある、こういった子供たち(Sternekind・星の子と呼ぶそう)のために、「蝶々の会」という組織があり、年に2回埋葬のセレモニーが行われるので、そちらのSternekind専用の共同墓地に埋葬する



それまで、私は病院で一切泣きませんでしたが、さすがに埋葬についての話が出てきた際には、

耐え切れずに

泣きました。


「蝶々」って・・・。
悲しすぎる。



その場で決めなくてもいいので、決めたら書面にサインして病院に提出してください、とのことでした。




それからは自分の部屋に戻り、

・採血と、緊急時に輸血ができるように&点滴ができるように血管に管を通しておく処置

→ちなみに、毎度、血管がわかりづらく、左手に針を刺すも、血管にうまく刺さらず、結局右手にすることに。
そしてこの失敗された左手が痛かった・・・。
先に書いてしまうと、この血管ミスが今回の分娩・手術の入院を通して一番痛かったこと、というオチ(苦笑)


・麻酔医から、麻酔についての説明


がありました。



あとは、看護師さんが最初の1錠のCytotecの薬を持ってきてくれました。


直径たった0.5センチほどの錠剤。


この錠剤が、


私と

お腹の中の子を


物理的に引き離す



と思うと、



なかなか薬を飲みこむまでに、勇気が必要でした。





(備考)
日本では12週以降に流産・死産した子を火葬するために、死産届が必要だそうですが、
海外で生まれた子(流産・死産)については、届け出は不要、とのことでした。
(ミュンヘン領事館に問い合わせたところ)





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by new_message24 | 2017-09-07 18:20 | どなたかのお力になれたら(後期流産) | Comments(0)