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ドイツでナチュラルライフ(の予定) newmessage.exblog.jp

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2012年2月~ドイツで暮らしています。こんな感じで生きてます、という徒然系備忘録です。


by nm24

退院・その後 (後期流産)


※※※ 妊娠・流産についての記事が続きます ※※※

※※※ 苦手な方、読みたくない方は読み進めないで下さい ※※※








出産・手術の次の日、午前中に回診があり、もう退院してもいい旨が伝えられました。

特に診察はなく、掛かりつけの婦人科に電話して検診の予約をとるように言われたのと、

その際渡す手紙を貰ったのと、

あとは、母乳が出てこないようにする薬をもらっただけで終了でした。



ただ、まだ病院でゆっくりしていってもらってもいいので、あと1泊したければどうぞ、と言われました。


私は、午前中だけゆっくり寝させてもらって、お昼ご飯を食べてからゆっくり支度をして退院することにしました。




出てきた赤ちゃんは、別の階の分娩室があるところで保管されていて、

「いつでも会いに来てください」

と。



旦那も対面する決心をし、2人で最後のお別れに行きました。



分娩室のひとつに通してくれて、

ヘバメさん(助産師さん)が、きれいな箱に入った我が子を連れてきてくれました。

そして、好きなだけいてもらってもいいから、とヘバメさんは退出。



お腹の中で死んでしまった子は、お母さんが危なくないように自分で自分を溶かす、

と聞いたことがありましたが、

昨晩見た時よりも大分小さく縮んでしまっていました。

(なお、分娩直後にヘバメさんに写真を撮っておくことを強くお勧めされ、

でも、自分で携帯のカメラを向けるのは抵抗があったので、

ヘバメさんに赤ちゃんの写真を撮ってもらいました)



夫婦で泣くことしか、出来ませんでした。



その部屋は、私が坊を生んだ真隣りの部屋。

普通なら、新しい命が生まれてくるはずのその部屋で、

もう空に還ってしまった自分の子に対面するなんて、

想像すらしなかったな。






病院では、医師をはじめ、看護師さんやその他スタッフの皆さんに本当によくしてもらいました。

やはり、デリケートな理由での入院だったので、皆さん細心の注意を払ってくれたようにかんじました。


ただ、他に子どもがいるのか?

と聞かれて、いる、というと、


せめて、それだけでもよかったね、的なコメントをもらうことが多かったのが、ちょっと違和感でした。


1人、正常な子がいるだけでも救われるね、ということなんでしょうし、

ほかに、かける言葉もないのもわかるのですが、


坊は坊、次男は次男だと思います。


1人いたからよかった、という問題ではなく、

どんな子であろうとも、その一人一人が親にとっては大切な存在です。





退院してから1週間は安静に、ということで、旦那も極力仕事を休んでくれ、本当にゆっくりさせてもらいました。

その後も、急きょ日本から母親が来てくれ、幼稚園が始まる前まで特に助けられました。



1週間後に、掛かりつけの婦人科で検診を受け、異常なし。


あとは、検査結果が出たら、また連絡をくれる、と言われて帰っていきました。







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by new_message24 | 2017-09-18 06:02 | どなたかのお力になれたら(後期流産) | Comments(0)